夫婦別姓選択制実現協議会

31 8月, 2007

声(5)

Posted by: admin In: 協議会に寄せられた声 ()

私たち夫婦は結婚後も入籍をしないで事実婚でした。しかしこのままでは扶養控除が受けられないので入籍をして夫の性となりました。私は結婚のために引越しをしたために職場を退職しました。そして仕事を探そうと思っているうちに妊娠が分かり就職を断念しました。出産の際に子供が非摘摘子になってしまうので入籍をしようか悩みましたが後ろめたいことはないので入籍はしませんでした。お互いの家族は夫婦別姓には理解をしてくれましたが知人には入籍をしないのは女性である私のわがままだ。私が働いていないのに入籍をしなくて夫が良く耐えているなど言われてかなり不快な思いをしました。また産科の病院では入籍をしないことで不倫の子とも思われたようです。 子供が1歳になったら私も働こうと思っていたのですが子供を保育園に行かせてまで働こうとは思わないので夫の扶養控除を受けるために入籍をしました。改名をして国家資格免許、銀行と手続きがほんとに面倒です。国家資格は改名に1000円の収入印紙、自動車免許も住民票が必要です。私が就職したら苗字を戻したいと思っていますが改名の手続きはまたするのは面倒と思ってしまいます。夫婦別姓が認められれば改名も必要が無くなりますよね。今私は以前の職場で一緒だった人に声を掛けられパートで勤務をしています。入籍をした現在の苗字は他人のようで意識をしないと自分で名前を言うことや名前を呼ばれたことに反応が遅くなったりしています。早く以前に苗字に戻りたいです。切実な思いです。入籍を知らせた友人たちは「良かった。おめでとう」と言いますが私にとってはよくありません。夫婦別姓の実現を心から望んでいます。

【北海道在住 30代 女性の方より】

Comments are closed.

別姓法制化を待ち望むみなさんへ

夫婦別姓を選択できるようになる制度ができるのを待ってるのに、何故できないの? そんな疑問を持つことありませんか?

夫婦別姓の制度を待っているけど、黙っていてもそのうちできるだろう・・・そんな風に考えていませんか?

黙っていても制度が自然にできることはありません。実際の法律を作るのは国会議員です。国会議員は国民の代表ですが、国会議員は国民からの要望や圧力がなければ動きません。

私たちは夫婦別姓制度の実現を本気で望んでいる人が集まって作った団体です。制度の実現のために私たちの声を国会議員に伝えようと精一杯頑張っています。

夫婦別姓制度の実現を望む方、私たちと一緒に法案実現のため努力してみませんか?

当サイトの内容の転載・引用ご希望の方は、サイト管理者にお問合せの上お使い下さい。なお、本サイトの趣旨にそぐわないサイトでの転載・引用は硬くお断りいたします。