夫婦別姓選択制実現協議会

17 6月, 2008

声(15)

Posted by: admin In: 協議会に寄せられた声 ()

私は田舎の本家の長女として生まれ、男兄弟がいないために、家を継ぎなさい、と小さい頃から言われ続けてきました。
しかし、恋愛をし、結婚を約束した人と最後の最後でやはり家、名字をどちらにするか、ということやお墓のことなど、お互いが家(姓)を背負っているがために結婚することができませんでした。相手の方が長男ではなくとも、男性が名字を替えることに抵抗を感じている人が多いようです。
私は、たまたま、早くに父が倒れ、大学院を中退し、帰省して父の会社を継がざるを得なくなりました。
当時、あまり選択の余地はなかったので、帰省したまま何年も経つと、ますます家を継ぐのは私しかいない、という周りからの圧力や放棄できなくなった責任を感じています。
他人からみたら、多少豊かな生活を私のような若い年齢で送る事ができていいわね、という印象をお持ちになる方が多いようですが、一方で、恋愛しても、なかなか結婚できない私を知ると、家に縛られた人生・・・と哀れむ友人もいます。
夫婦別姓で私は色んなことから解放されるのに、と思っています。

夫婦別姓でないがために、結婚できない男女がいることは、少子化を助長することにもなります。法律改正の範囲は、多岐にわたることになると思いますが、専門家の方を踏まえて、より良い立法を期待しています。
【山口県周南市在住・29歳・会社役員・女性】

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別姓法制化を待ち望むみなさんへ

夫婦別姓を選択できるようになる制度ができるのを待ってるのに、何故できないの? そんな疑問を持つことありませんか?

夫婦別姓の制度を待っているけど、黙っていてもそのうちできるだろう・・・そんな風に考えていませんか?

黙っていても制度が自然にできることはありません。実際の法律を作るのは国会議員です。国会議員は国民の代表ですが、国会議員は国民からの要望や圧力がなければ動きません。

私たちは夫婦別姓制度の実現を本気で望んでいる人が集まって作った団体です。制度の実現のために私たちの声を国会議員に伝えようと精一杯頑張っています。

夫婦別姓制度の実現を望む方、私たちと一緒に法案実現のため努力してみませんか?

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