夫婦別姓選択制実現協議会

26 1月, 2005

首相官邸訪問!

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2005年1月26日、全国司法書士女性会の方々が首相官邸訪問を実現させました。その際の詳細を、全国司法書士女性会理事、滝川あおい氏の許可を得て、ここに掲載することにいたしました。

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女性会、遂に首相官邸訪問実現!
細田官房長官、夫婦別姓「個人的に賛成」表明行う!

 2005年1月26日、山崎拓首相補佐官のお取りはからいで、全国司法書士女性会は、夫婦別姓制度の早期実現を要望するため、首相官邸訪問を行うことができました。

先に、山崎補佐官室で、山崎補佐官と内閣府男女共同参画局長の名取はにわさんと、夫婦別姓についての意見交換をさせていただく機会を得ました。名取局長からは、政府の立場として夫婦別姓が実現しない要因を冷静に分析した説明を受けました。

 山崎補佐官からは、「司法書士会だけでは弱いので、各専門士業の連絡会を結成して運動したわほうが効果的である」とのご教示を得ました。補佐官室で、山崎補佐官と名取局長への要望書を手渡し、スケジュール調整がつかず、面会が叶わなかった小泉首相へ要望書については、山崎補佐官が「必ず首相に渡しておきます」といっていただいたので、山崎補佐官に託すことにしました。

 それから、参議院本会議の合間を縫って、非常に多忙なスケジュールを調整していただた細田官房長官の部屋に移動しました。既に官房長官はお部屋で待機していただいており、非常にきさくに私たちを迎え入れて下さいました。要望書を手渡すと、細田官房長官は、「私は個人的には賛成ですが、何分党内での反対意見が強くて・・・」とおっしゃったのですが、官房長官が個人的に賛成という意見表明をされたのは、今回が初めてなので、とてもびっくりしてしまいました。そして、記念撮影にも「こうそればうまくとれますよ」等と配置にも心遣いいただいて、快く応じて下さいました。短い時間のやりとりでしたが、私の個人的印象では、細田官房長官はとてもお人柄のいい方のように思えました。

 山崎補佐官は、「官房長官も私の夫婦別姓賛成ということはどんどんアピールしてもらいたい。なんだったら、下にいてるマスコミにアピールして帰ってください。」とおっしゃったので、階下で待ち受けている記者に、今日の出来事を伝え、山崎事務所の方に送ってもらって官邸を後にしました。

 今回の成果は、首相官邸を訪問し、官房長官に要望書を手渡せたという対外アピールも出来たこともさることながら、男女共同参画局の局長と現実的な方策の打ち合わせが出来たことも大きかったと思います。

 とにもかくにも、今回きめ細やかなご配慮をいただいて女性会の官邸訪問を実現していただいた山崎補佐官には、感謝の気持ちで一杯です。
                               (全国司法書士女性会 理事(事務局)滝川あおい)

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別姓法制化を待ち望むみなさんへ

夫婦別姓を選択できるようになる制度ができるのを待ってるのに、何故できないの? そんな疑問を持つことありませんか?

夫婦別姓の制度を待っているけど、黙っていてもそのうちできるだろう・・・そんな風に考えていませんか?

黙っていても制度が自然にできることはありません。実際の法律を作るのは国会議員です。国会議員は国民の代表ですが、国会議員は国民からの要望や圧力がなければ動きません。

私たちは夫婦別姓制度の実現を本気で望んでいる人が集まって作った団体です。制度の実現のために私たちの声を国会議員に伝えようと精一杯頑張っています。

夫婦別姓制度の実現を望む方、私たちと一緒に法案実現のため努力してみませんか?

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