27 1月, 2007
民法改正への期待
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最近民法改正に向けてわずかな期待がでてきました。つい最近、民法722条(離婚から300日以内に誕生した子は「前夫の子」とする規定)の問題点がマスコミで大きく取り上げられ(1月18日付け毎日新聞などを参照)注目されたため、長勢法務大臣が改姓に前向きととれる発言をしました。
1月26日のNHK昼のニュース。長勢法務大臣の記者会見におけるコメント:
「家族についての意識が変わってきているうえ、医療技術が発達したこともあり、こうした問題が多く見られるということは、法律を安定して維持するためにも考えなければならないこともあると思う。」
「どのようなケースがあるかよく調べ、今の夫の戸籍に入れるために裁判などの手続きがどの程度必要になっているかを調べ、見直しを検討する必要があるものは検討したい」
長勢法務大臣はこのHPでもすでにご紹介した通り、夫婦別姓法案反対派の一人です。このような方が条文違いではありますが、「家族の意識が変わってきている」ことに公の場で言及したことは夫婦別姓法案も含む民法改姓へ向けたひとつの大きな前進だと思います。
この好機を活用しない手はありません。今私たちがすべきことは、722条の改姓のみならず、夫婦別姓法で婚姻できる制度が必要であることを法務省に訴えることでしょう。私たち協議会メンバーもこれから一所懸命法務省に私たちの願いを訴えていきます。同じ思いを持つ方でこのHPをご覧になった方、ご一緒に法務省にお願いメールを出しましょう。
「法務省宛意見専用メールアドレス」はこちら:
webmaster@moj.go.jp