夫婦別姓選択制実現協議会

05 11月, 2008

声(18)

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彼女には、守らなくてはならない家族、家があり、自分にも守らなくてはいけない家族、家がある。

8年付き合ってって、喧嘩もなくいつもそばにいたのに、本家長女の為、実家に帰えらなければならなく、わかれることになってしまった。

夫婦別姓なら、結婚できたのに・・・。
何年も何年も悩んだ・・・。

お互いに守るものを守る為に、別姓を許可してほしい。

再婚の為とか男女差別とか、名前をただ変えたくないとか、はっきりいって、くだらない。
【埼玉県朝霞市在住・33歳・SE・男性】

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27 7月, 2008

声(17)

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今現在、やむなく事実婚中です。
結婚式&披露宴は挙げました。そこで、今でも後悔しているのですが、式では、夫の姓にしてしまいました。やはり、周りの抵抗や、私が姓を変えて当たり前といった雰囲気が強かったため、抵抗するのもつらくなってきてしまったためです。
親しい人には事情を話していますが、知らない人もいて、騙してしまった気がして、このことを考えない日はありません。

式の打ち合わせの時、式場(結構新しく、レストランウエディングに近い、開放的な感じのところでしたし、人前式にしました。)の方も、式の打ち合わせの際、私には当然のように、誓いの言葉の時には「下の名前だけ言ってください」という感じでした。

私は長女(妹が一人)で、相手は長男(姉が一人)です。どちらの姓も変えたくありません。私の家の両親は、私のことを考え、相手の姓になってもいいと言ってくれてはいますが、父など、地元の集まりなどで、お酒が入った席などでは、涙ながらにつらさを友人に話しているようです。(思いがけず聞いてしまいました)父は長男で、代々のお墓を守り、私たち娘のために汗水たらして働いて財産をできるだけ残そうとがんばってきました。私もできれば、父の思いを受け継ぎたいと思います。
それなのに、どうして女性の方だけ、姓を変えるのが当たり前という風になってしまうのでしょうか。
実際、相手も同じ立場ですから、私の姓になってほしいとも思いません。
ただ、そのままの姓で、婚姻を法律的に認めていただけるだけでいいのです。婚姻届の出し方が、どんなに複雑になってもかまいません。厳しい裁判所のチェックが入るとか、離婚したら罰則があるとかでもかまいません。私たちは必ず添い遂げる気持ちがあります。

こどもが生まれたら、姓は、もし幸いに二人授かれば、父と母それぞれの姓をつけたいと思います。また、こどもが将来嫌がれば、好きなほうにさせるつもりです。
今は、どうしようもなく、こどもを授かりたくても勇気がでない状況です。
本当に毎日つらいです。やはり別れて、お見合いなどで、姓を変えたいと言う人を探して、ちゃんと法律婚をすべきというのでしょうか。日本の歴史からとかいうのもうそですし、(明治時代初期までは、姓は別でもよかった)戦時中の日本が、ただ、代々受け継いできた伝統なんて・・・・。みんな洗脳されているとしか思えません。

ちゃんとした意思があれば、家族の絆、夫婦の絆、親子の絆はくずれません!
別に、今同姓の人を非難しているわけでも、みんな別姓にしろといっているわけでもないのに!!なぜですか??
【福岡県筑紫野市在住・32歳・女性】

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07 7月, 2008

声(16)

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私は40代で結婚しました。二人姉妹の長女で、男兄弟がないことが結婚の障害になりました。妹は今も独身です。1990年当時、夫婦別姓の法制化へ前進しそうな機運が高まり、それに期待しつつ、清水の舞台から飛び降りる決心で長男である夫の姓になりました。その後二人の子供(女、男)に恵まれました。先日、実家の相続や祭祀を考え、実家と子供の養子縁組の可能性を打診したところ、夫は結婚前の柔軟な態度を翻しました。既得権益は手放さない、ということですね。仕事一筋の夫と結婚した私は、自身の仕事を続けながら、子育て、夫の財産管理、一戸建ての家を取得するための資金繰り、更には姑の世話まで、すべてを一手にひ引き受けてやってきました。なのに、実家の姓を残す話合いには応じません。置かれた境遇によっては女性が著しく不利になる現行制度では、女性が自由に生きる権利が侵害されていると感じます。
「選択的夫婦別姓を認め」、「子供の姓は一定の年齢(18歳~22歳くらい?)に達した時に家族全員で協議して決める」ことが基本です。子供は全員どちらかの姓に統一する、というのでは、現状とあまり変りありません。また、法制化と同時に男性の意識の変革が必要だと思います。未だに「家制度」の亡霊が幅をきかせている。極論ですが、いっそ、男性はすべて結婚後女性側の姓を名乗るという法律を作って、それがいかに理不尽なものか、男性に実感していただきたいものです。私は今、藤村の「夜明け前」を読んでいますが、当時は養子縁組がごく日常的に行われ、家系を絶やさない装置があったことがわかります。現在の、結婚すれば男性の姓になり、養子縁組も困難、というのでは女性の人生はとてもつらい。選択的夫婦別姓を認めることにより、結婚の障害が取り除かれ、結婚数が増えるのではないかと思います。
【愛知県在住・50代・自由業・女性】

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17 6月, 2008

声(15)

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私は田舎の本家の長女として生まれ、男兄弟がいないために、家を継ぎなさい、と小さい頃から言われ続けてきました。
しかし、恋愛をし、結婚を約束した人と最後の最後でやはり家、名字をどちらにするか、ということやお墓のことなど、お互いが家(姓)を背負っているがために結婚することができませんでした。相手の方が長男ではなくとも、男性が名字を替えることに抵抗を感じている人が多いようです。
私は、たまたま、早くに父が倒れ、大学院を中退し、帰省して父の会社を継がざるを得なくなりました。
当時、あまり選択の余地はなかったので、帰省したまま何年も経つと、ますます家を継ぐのは私しかいない、という周りからの圧力や放棄できなくなった責任を感じています。
他人からみたら、多少豊かな生活を私のような若い年齢で送る事ができていいわね、という印象をお持ちになる方が多いようですが、一方で、恋愛しても、なかなか結婚できない私を知ると、家に縛られた人生・・・と哀れむ友人もいます。
夫婦別姓で私は色んなことから解放されるのに、と思っています。

夫婦別姓でないがために、結婚できない男女がいることは、少子化を助長することにもなります。法律改正の範囲は、多岐にわたることになると思いますが、専門家の方を踏まえて、より良い立法を期待しています。
【山口県周南市在住・29歳・会社役員・女性】

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09 6月, 2008

声(14)

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現在結婚して2年と少しになります。
結婚の話がまとまるまで5年かかりました。その間に多大なる犠牲も払いました。
結婚する5年前の10月、現在の主人との間に子供が出来ました。当然二人は結婚し、ちゃんと育てたいという気持ちがありましたが、主人は長男、私は女系家族の長女で、両方が跡取りでした。両家の話し合いで、当然どちらがどちらに行くか?ということになりました。しかし、どちらの親も譲ろうとはせず、結局「子供はあきらめろ」と言うことになり、二人は泣く泣く別れさせられました。主人の親も嫁に来てくれたら子供を養子に出すとかそういう話も無く、自分の家のことしか考えていませんでした。私の親というより母が(母も養子取り)私が嫁に出るなら病気になっても病院にも行かないなど脅しまがいのことを言い出す始末。初めての妊娠と両方の親からの自己中心的な言葉、見えない未来への不安から私は精神的にも不安定になり、二人で何とか育てて行くという気持ちが萎えてしまいました。私もあの頃は弱かったのです。精神的にも未熟で、覚悟も足りなかったと悔やむばかりです。
その後、主人の頑張りもあり、何とか結婚まで持ち込みましたが、いったんは私の姓を名乗ることになりましたが、あくまで3年間の期間限定。3年後には主人の姓に戻り、また更に3年後は離婚し、内縁関係という手段をとるかもしれません。決め事などは正式書類を作成して・・・。夫婦別姓が認められれば、このような複雑なこともしなくて済みます。それにあの頃、夫婦別姓という選択肢があれば、皆が違う道を選ぶことが出来たと本当に悔やまれます。大人達の都合で殺してしまった命に、とても申し訳なく思います。
少子化問題だと言われる中で、跡取り問題が原因であきらめなくてはならない命がいくつあることでしょうか。きっと私達だけではないはずです。
夫婦別姓は必要ない人には必要ないものですが、必要な人達にはとても必要なものなのです。ですから、あくまで選択肢を増やし、親のエゴで苦しんでいる人達を助けて欲しいと思います。法律がきちんと整備されていないがために苦しんでいる国民が居ることを議員の方々はもっと考えるべきです。
【30代・主婦・女性】

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03 5月, 2008

声(13)

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夫婦別姓が認められていると思っていたのですが、保険のコンサルタントの方が調べてくれて、認められていないと知りました。なので、保険金の受け取り人は一応互いの親にしましたが、万が一、明日に何かあった時にとても困りますよね。保険の受取人は他人でもなれるのですが、手続きが面倒のようです。

別姓にするなら子供は私の姓でいいよ、とまで決まっていたのに、籍自体を入れられないという状態になり、まさに今、修羅場です。

お互いの気持ちは何一つ変わらないのに、お互いの籍に入れないという理由が二人を引き裂いていくのでしょうか。本当に悔しいです。

【東京都在住・26歳・自営業・女性】

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24 4月, 2008

声(12)

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夫婦別姓制度を待って、もう何年経つのでしょう?
主人に私の姓になってくれと頼んだら「仕事上で・・・・他でもナントカカントカ無理」とのことだったので、「私も同じ理由で無理」ということで始まった夫婦別姓。
やはり姓とは選択できる余地をもってしかるべきだと思います。
アイデンテティーの問題もありますし。
年金だって結婚後にどうのこうの・・とかなってますよね?住所と名前がちがったら別人になってしまいますからね。
子どもを生むにあたっては非常に悩みましたが、2人とも小学5年・3年になりました。夫婦の姓がちがうことについては、子どもたちから質問を受けたことはありません。保育園で離婚したりしている家庭が多く子供同士で話合ったようで、弟「ウチって離婚しての?」兄「いや離婚してると一緒に住んでないよ」と会話したことはありますが。
現在では家庭裁判所に申し出たりいろいろなことをしないと子どもの性は母親の姓になります。
やっかいなこととしては、
①認知届を出す(出産前に役所にいったら、「アナタ日本人?って聞かれ、日本人だったら体内認知じゃなくても良いんだよ」と言われました。
②産院(日赤系)で産後数日後にカウンセリング室に呼ばれて、カウンセラーに今後どうするのか?(シングルマザーだと思われた)と聞かれ、夫婦別姓のことを話すと実は自分もと言って、逆にいろいろ聞かれました。(笑)
2人目の時も同じ産院だったので、また呼ばれてそのカウンセラーと雑談しました。
③子どもを主人の社会保険に加入させようとして・・・。
その健康保険組合の担当者が「妾の子を加入させるわけにはいかない」と言ったらしい。(認知しててもダメなんですね)が、主人の会社の女性担当者が押し切ってくれました。
④小学校の児童調査票に毎回「こういう理由で別姓です。入籍未届けなだけで、ごく普通の夫婦です」と書く近頃は先生も驚かないですが。
⑤主人の生命保険・私の生命保険の死亡保険金受取人にお互いがなるのにえらい苦労しました。が、なれました。
⑥住民票に「妻(未届け)」「夫(未届け)」となっている。
⑦子どもが0歳児で保育園に入れた時(私も正社員でフルタイムで働いてます)
「おたくは未入籍だからね」と言われた。
役所は「未入籍だろうとお二人合算の収入で保育料を決定します」だっていうのに。
税制上も全くメリットありません。
もちろん2人で働いていれば、手当てなどもらえません。
ですが、
携帯電話・スポーツクラブの家族割引にも入れるし、10年以上前と時代は変わってきているな、と感じます。
今更ですが、早く結婚式をあげさせてください。
今の私って演歌調に言うと「内縁の妻」?
すごいネガティヴで暗い響きです。
親戚には「相手の籍に入れてもらえないの?」なあんて私の母親に言ったらしです。
改正自体に時間がかかりすぎですね。
自民党の反対しているおっさんたちに直接私が話して諭したいくらいです。
夫婦2人で税金払って、なおかつ2人子どもつくって世の中に貢献しているのに、これくらいのこと、聞いてくれてもいいでしょってカンジです。

【東京都足立区在住・42歳・会社員・女性】

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05 4月, 2008

声(11)

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妻方の姓を引き継ぐために離婚届を出しました(ペーパー)。しばらくしたらまた婚姻届を出すつもりです(そのときに姓を妻方にする)。そのために自分の親との関係が悪くなってしまいました。「婿にやったつもりはない」とか「おまえは父さんを裏切るのか」などなかなか、わかってもらえません。また、仕事上でも別姓を続けていこうと考えている私にとってはその手続きも煩雑です。なにかとすっきりせず、家制度に振り回されているような感じです。憲法に「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない。」書かれているように、すっきりとした形にできないものかと思ってしまいます。結婚を「(嫁・婿を)もらう、あげる」という伝統的な考えを持った方もいらっしゃることを考えると、選択的な夫婦別姓が現段階では一番いい案だと思います。

【北海道新得町在住・40歳・公務員・男性】

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24 2月, 2008

別姓でも「家族割」対象に

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2008年02月21日アサヒ・コムに掲載された、auの「家族割」の記事より~

同姓で同一住所が原則だが、健康保険証などで続き柄を示せば、別姓や別住所でも入れる。

元記事
家族間通話、auも無料に 3月から、2年契約が条件

別姓でも「家族割」対象に はコメントを受け付けていません

2007年11月7日の少子高齢化・共生社会に関する調査会において、民主党の前川参議院議員が夫婦別姓に関して言及されました。
↓詳細は下記参照(最後の方です)。

少子高齢化・共生社会に関する調査会

第168回国会 少子高齢化・共生社会に関する調査会 はコメントを受け付けていません

別姓法制化を待ち望むみなさんへ

夫婦別姓を選択できるようになる制度ができるのを待ってるのに、何故できないの? そんな疑問を持つことありませんか?

夫婦別姓の制度を待っているけど、黙っていてもそのうちできるだろう・・・そんな風に考えていませんか?

黙っていても制度が自然にできることはありません。実際の法律を作るのは国会議員です。国会議員は国民の代表ですが、国会議員は国民からの要望や圧力がなければ動きません。

私たちは夫婦別姓制度の実現を本気で望んでいる人が集まって作った団体です。制度の実現のために私たちの声を国会議員に伝えようと精一杯頑張っています。

夫婦別姓制度の実現を望む方、私たちと一緒に法案実現のため努力してみませんか?

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