夫婦別姓選択制実現協議会

19 1月, 2007

岩手毎日新聞の記事より

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日本全国いたるところで、ふつうの日本人が別姓選択制を望んでいます。

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http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070112ddlk03040093000c.html
男と女の狂詩曲:変わる“らしさ”20年/8止 夫婦13年 /岩手

 ■結婚

 ◆夫婦13年--川井村・山代陽子さん、奥畑充幸さん

 ◇別姓のため事実婚です

 ◇「姓だけでなく自分が変わってしまう」--反対派「家族の一体感、崩壊する」

 早池峰山の麓(ふもと)、川井村タイマグラ。山代陽子さん(38)は籍を入れずに同居する内縁の夫の奥畑充幸さん(45)と民宿「フィールドノート」を営む。夫婦別姓の事実婚として同居生活を始めてから13年。「とと、かか」。長男の大木君(11)ら3人の息子が両親2人に甘える様子は同姓夫婦と何ら変わりない。

 充幸さんは26歳の時にタイマグラで民宿を始めた。出版社の女性誌編集部で働いていた陽子さんと充幸さんは民宿の客と主人として出会い、1年間の交際後に充幸さんからプロポーズした。陽子さんの返事はOK。ただ一つ条件があった。「別姓にしたい」

 結婚すると女性の名字が変わる、と考えていた充幸さんは戸惑った。

 「結婚すると無意識に男性の姓になることに抵抗感があった。自分の姓がただ変わるだけでなく、自分そのものも変わってしまう気がした」と陽子さん。2人の話し合いは続き、陽子さんの熱心な説得に充幸さんが折れた。「自分は二十数年間、奥畑として生きてきた。もしそれを結婚で変えるなら嫌やった。だから理解できた」

 法的な別姓導入について政府が行った世論調査では、87年に容認13%、反対66%だったのが、01年には容認42%、反対30%と初めて逆転した。世論の流れは確実に変化しているが、反対派は「家族の一体感が崩壊する」と主張する。それを2人はこう笑い飛ばす。「姓を別にするくらいで崩壊するなら遅かれ早かれ別れるよ」

 そうは言っても、である。法的に認められていない別姓は生活上の不便が少なくない。盛岡市の会社員、西村敏和さん(36)と司会業の中村悦子さん(37)は別姓の事実婚で同居生活を送るカップルだ。結婚当初は籍を入れ、悦子さんが改姓して元の姓を通称使用していた。しかし悦子さんが「自分のアイデンティティーである元の姓に戻りたい」と書類上の離婚をして事実婚へ。その結果、さまざまな障害も生じた。敏和さんが勤務する会社から支給されていた扶養者手当を一時打ち切られた。交渉して認められたが、他にも相手が死んだ場合に法定相続人になれないといったことがいくつもあるのだ。「女のわがままだ」との声も聞こえてくる。それでも悦子さんは別姓をやめるつもりはない。「女性が改姓するのが悪いとは思わない。ただ、選択肢の一つとして別姓を認めてほしいだけなんです」【岸本桂司】=おわり

 ◇通称使用広まる--岩手大人文社会科学部助教授・竹村祥子さん=写真

 夫婦別姓の法的な導入はまだだが、姓を変えると営業面で支障が出る民間企業が以前から旧姓の通称使用を認めていた。数年前から大半の公的機関でも認められるようになり、実質的に夫婦別姓が可能になってきた。現在の夫婦別姓に関する世論は、総論賛成、各論反対。つまり自分以外では認めてもいいが、自分はやらないというもの。実質的な別姓の広まりによって、結果的に民法改正のニーズがそがれてきた面もある。

毎日新聞 2007年1月12日

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18 1月, 2007

研究者の目から。

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毎日新聞、理系白書で「私の提言」として高市早苗、科学技術政策・イノベーション担当相が述べています。
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/rikei/news/20061220ddm016070128000c.html
より抜粋:
「もちろん、課題もあります。特許の出願数は伸びていますが、米国やアジア各国がそれ以上に増やしているので、日本のシェアは下がっています。特許がなかなか収入に結びついていないことも問題です。女性や外国人研究者が少ないこと、科学技術に対する国民の関心が高くないことも心配です。」

多くの女性研究者にとって、選択的別姓が法的に認められていないことによる苦労は、研究の障害にしかなり得ません。

しかし山本早苗大臣は、年賀状をだすとき悩むことになるからという理由で別姓法制化に反対されています。

サミュエル コールマン著「検証 何故日本の科学者は報われないのか」(原題 ”Japanese Science From the Inside”)という本があります。

第七章 「性」に「姓が変るハンデ」というセクションが設けられています。
著者が行った調査は1991年、もう15年以上も前のことです。

「民法への反乱」というセクションでは、関口礼子氏による裁判の東京高裁での「和解条件」(1998年)と通称姓使用が認められるようになってきた経緯が少し書かれています。

しかし、未だに博士論文は戸籍姓括弧付きでださないと、受理されないという大学もあるし、戸籍名と通称名が異なることによる、パスポート、国際会議での苦労話は絶えません。

日本のお国事情は、海外では通用しません。

高市(山本)早苗大臣が本気で女性研究者が少ないことを心配していっらっしゃるのか、堪だ疑問です。

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10 1月, 2007

毎日新聞の記事より

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闘論:夫婦別姓の法制化 沼崎一郎氏/稲田朋美氏
として1月8日朝刊にありました。

こちらからも記事が読めます。
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070108ddm003070073000c.html

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25 12月, 2006

民法に関するNEWSがありました

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<戸籍>2歳女児が未登録…親の離婚絡み法の壁
12月24日3時4分配信 毎日新聞

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061224k0000m040080000c.html

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見つけました。

HP
http://homepage1.nifty.com/jiyuendo/
の「政策方針」に
—-
8 憲法・外交・歴史認識等・司法・治安 ~主権国家日本の確認
⑬夫婦別姓・ジェンダーフリーに反対(最低限のアイデンティティー確保)
—-
とあります。

別姓反対 : 遠藤 宣彦 (自民 衆議院議員 九州ブロック) はコメントを受け付けていません

お隣の韓国では、結婚可能年齢が男女ともに18歳に法改正される見込みのようですね。
韓国では戸籍も廃止されたみたいだし、どんどん社会制度を時代に合わせて
見直しているのに、日本の動きのなさはひどすぎる。

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東京新聞 
http://www.sanyo.oni.co.jp/newsk/2006/12/02/20061202010000881.html

結婚年齢、男女とも18歳に 韓国、平等理由に法改正へ
 【ソウル2日共同】韓国法務省はこのほど、日本と同じように男性18歳、女性16歳である結婚可能年齢について、男女とも18歳とする方針を決めた。民法改正案をまとめ、来年からの施行を目指す。

 同省によると、女性の結婚可能年齢が男性より低いのは、女性の方が心身の発達が早いと考えられるとの理由から。今回、男女を平等に扱う憲法の理念に照らし、差をつけるのは不合理と判断したという。

 同省は9月、男女ともに17歳で結婚可能とする法改正試案を作成。しかしインターネットのポータルサイトと協力した世論調査で、意見を寄せた7割以上が男女とも18歳とすべきだと主張したため変更した。独立した結婚生活には高校程度の教育を受けることが必要との理由が多かったという。             

(2006年12月02日 09時27分)

韓国の結婚年齢が男女平等になる見込み・・・で、日本は? はコメントを受け付けていません

26 11月, 2006

体験談募集!!

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現在、夫婦別姓選択制実現協議会では夫婦別姓に関する体験談を募集しています。

WEBページはこちら→http://www.bessei.org/yourstory.html

~体験談募集WEBページより引用~

夫婦別姓を選択できる婚姻制度がないために私たちの会のメンバーはそれぞれ様々な困難に突き当たり、悩んでいます。署名や院内集会などによって私たちの声を議員に頑張って伝えてはきましたが、いまだに制度は実現しません。

私たちは、私たちのメンバーだけでなく、もっと多くの人が悩んでいるのだということを議員に、また、一般世論に訴える必要を強く感じています。

そこで、メンバーだけでなく、私たちと同じ悩みを抱え、このWEBサイトをご覧になっている一般の方にも広く体験談をお寄せいただき、皆様の体験談をまとめて議員に届けてみたいと思います。

夫婦別姓で婚姻届を出せないために、こういう場面で困ったという具体的な体験談を私たちにお寄せ下さい。できればご投稿いただいた方の選挙区の議員に声を届けたいので、県名と市町村名をご選択の上、投稿して下さるようお願いします。

ひとりの声ではなかなか届きませんが、皆で声を合わせれば議員に私たちの思いが伝わるかもしれません。皆様のご投稿をお待ちしております。

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22 11月, 2006

男女平等度、日本はG7で最下位

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毎日新聞のニュースより。
http://allabout.co.jp/travel/immigration/closeup/CU20061122A/index.htm

<男女平等度>日本はG7で最下位 スイスの民間機関公表

 【ジュネーブ澤田克己】スイスの民間研究機関・世界経済フォーラムは21日、世界115カ国での男女格差を指数化し、順位を付けた報告書を公表した。格差が少なく男女平等に最も近いと評価されたのはスウェーデン。ノルウェー、フィンランドの北欧勢が上位を占めた。日本は先進7カ国(G7)で最低の79位。政界・実業界での格差がG7で最悪レベルだった。
 指数はビジネスや政治で決定権を持つポストへの進出度や教育機会の均等、平均寿命など14分野について国連統計などを基に算出した。日本は教育や健康分野で男女格差が小さかったが、多くの国が同様の傾向を示したため順位には大きな影響は出なかった模様だ。G7ではドイツ(5位)と英国(9位)がベスト10に入った。アジアでは各分野で男女格差が少ないと評価されたフィリピンの6位が最高だった。
 同フォーラムは昨年、主要58カ国の男女格差を比較した初の報告書を作成。首位はスウェーデン、日本は38位だった。
 ■男女平等度ランキング
1 スウェーデン
2 ノルウェー
3 フィンランド
4 アイスランド
5 ドイツ
6 フィリピン
7 ニュージーランド
8 デンマーク
9 英国
10 アイルランド
14 カナダ
22 米国
49 ロシア
63 中国
70 フランス
77 イタリア
79 日本
92 韓国
98 インド
(毎日新聞) – 11月22日0時24分更新

世界経済フォーラム(WEF)の英文レポートはこちらで。
The Global Gender Gap Report 2006
http://www.weforum.org/en/initiatives/gcp/Gender%20Gap/index.htm

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17 11月, 2006

AERAの記事が読めます

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YAHOOみんなの政治で御覧ください。

http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20061113-02-0101.html

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今日発売のアエラに、夫婦別姓に関する記事が載っています。

http://www.aera-net.jp/

AERA 記事 - 夫婦別姓は死んだ 高市担当相と一問一答 はコメントを受け付けていません

別姓法制化を待ち望むみなさんへ

夫婦別姓を選択できるようになる制度ができるのを待ってるのに、何故できないの? そんな疑問を持つことありませんか?

夫婦別姓の制度を待っているけど、黙っていてもそのうちできるだろう・・・そんな風に考えていませんか?

黙っていても制度が自然にできることはありません。実際の法律を作るのは国会議員です。国会議員は国民の代表ですが、国会議員は国民からの要望や圧力がなければ動きません。

私たちは夫婦別姓制度の実現を本気で望んでいる人が集まって作った団体です。制度の実現のために私たちの声を国会議員に伝えようと精一杯頑張っています。

夫婦別姓制度の実現を望む方、私たちと一緒に法案実現のため努力してみませんか?

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